勉強を楽しむやり方

[2021.06.05]

こんにちは、スターディア西大島校の星です。

早くも6月が始まり、近隣の中学校はテスト直前の時期となりました。

今日は当塾の生徒の話をします。

中学校2年生のNくんは1年生のときのテストの点数が軒並み10～20点台で、特に苦手な科目では点数が一桁のときもありました。

本人は「僕は頭が悪いから勉強なんてやらなくていいし、どうでもいいや」なんてことをよく口にしていました。そんな気持ちの表れか、授業をダラダラと眠そうに受ける、宿題もやってこないという様子が見受けられました。

これでは苦痛を感じながら勉強を強いられるような辛い状態が続いてしまうので、Nくんの勉強への考え方が変わるような授業のやり方を考えました。

人は苦手なものや面倒だと思うことに積極的になれないものです。逆に言えば、少しでも「できる・得意だ」という自覚があればストレスなく取り組めます

そのため自分1人でできたという感触をつかんで達成感を味わうことで楽しく勉強に取り組めるということに特化して授業をしました。

同学年の他の生徒よりも時間をかけて1問1問じっくりと取り組み、最後には自分で正しい答えを出せるように上手く声を掛け、無事正答できた時にはたくさん褒めました。今まで苦手だと思っていたことで褒められるとやっぱり嬉しいもので、Nくんは「これも自分で解いてみる！」と徐々に積極的に取り組むようになりました。

2週ほどそのように授業したところ、Nくんから「ぼく、次の数学のテストは大丈夫な気がするから期待してて！」といった言葉を聞くことができました。

初めて勉強に対して前向きな気持ちを持ってくれたことに私を含めた講師全員が驚くとともにとても喜びました。

みなさんの中にもNくんのように勉強に対してやる気がおきない人がたくさんいるのではないでしょうか？

自分でやる気を出せないのなら一緒にやりましょう。

きっとNくんのように楽しんで取り組めるようになります。

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